会社概要

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私達が作った豚肉を、多くの消費者に提供したいとの思いから、都城市高城町内の養豚農家が集まり「観音池ポーク研究会」を発足させてから約三十年が経ちました。

ブランド名であり、社名に使っている「観音池」とは、地元高城町内にある観音池公園からとったものです。観音池公園は、春には池周辺に三千本もの桜が咲き、つつじ、さつきと花に囲まれ温泉やゴルフ場が隣接する緑豊かなレジャーパークです。都城市を代表するこの公園と豊かな自然の下ですくすくと育った健康なイメージを重ね、「観音池ポーク」と名付けました。

肉質を決める餌は、天然由来のネッカリッチ（木酢酸）と、パン粉主体のエコフィード（リサイクル飼料）、笹サイレージを配合した飼料を与え、美味しく高品質な豚肉生産に努めています。また、食育推進活動の一貫として、小・中・高校での「とんとん教室」や「手作りウインナー教室」のほか、学生の職場体験の受け入れ等も行っています。また、町内にある直売店では、全国に流通する「観音池ポーク」の品質、美味しさの確認が常にできるように、データを生産農場へフィードバックできる体制づくりにも取り組んでいます。

さらに豚１頭を丸ごと販売していく中で、どの部位も美味しく活用しようと惣菜部門を立ち上げました。女性部が試行錯誤を重ね、観音池ポークを利用したメンチカツ・コロッケ等は大変好評をいただいており、遠方の方への贈り物やストック食材として重宝する冷凍メンチカツも人気商品となっております。

私達は地産地消を推進し、未来を担う子供たちへ農業や食の大切さを知ってもらう場所として、観音池公園を中心とした体験型施設、言わば「食と農のテーマパーク」を設けるという大きな夢を持っています。これらの夢に一歩でも近づけるようこれからも努力します。皆様の変わらぬご支援をよろしくお願いたします。

【経営理念】
私たちは「生産から食卓までの安全安心な食品つくり」を追求します。品質向上のために 飼育から加工に至るまで生産管理、販売管理を徹底します。地域社会と連携を密にして生産販売活動を通し地域貢献をします。

1. 私たちはお客様につくり手が見え安心、安全そして美味しい食品を提供いたします。

1. 私たちはお客様と家族が食卓を囲み笑顔になれる商品を届けます。

1. 私たちは原価意識を持ち、時勢を先取りし改善、改革にチャレンジします。

1. 私たちは従業員が健康を増進し、意欲的に働く環境つくりをします。

1. 私たちは食を通じて地域社会の活動に参加します。

【経営ビジョン 】
私たちは、生産から販売まで６次産業化を効率的に進めることにより、より良い製品品質とより高い付加価値を達成します。

1 次産業である肉豚生産では市場の要求量と要求品質にこたえます。生産管理マニュアルのもと、より高い品質の豚肉を供給します。出荷組合の対応は供給パイプを太くし、新規市場開拓を行います。

2 次産業では、肉豚素材を余す事なく活用します。品質管理マニュアルのもと、衛生管理、品質管理を徹底します。

3 次産業ではブランド豚として、又高品質な加工食材としてお客様に提供します。
基本は、私たちで生産した豚肉を広く安定的に消費者に提供していくことです。生産活動と販売活動は車の両輪であり互いにコミュニケーションを図り、科学的検証を行い、より良い方向を見出します。

【経営方針（ミッション）】
消費者に対する責任

私たちは1 次産業で町内の農家が豚肉の品質を維持する為丹精込めて育んだ観音池ポークを、広くお客様に提供します。

私たちは2 次産業で工場の建設・改装、整備をして品質向上と 生産性向上を常に追求し、需要 を満足させる生産能力を維持します。

私たちは3 次産業で 直販所の売り上げを中心に 店舗販売数量の波による労力配分平準化するため計画的な製造販売を連動させます。観音池ポークの取扱量増を目的として新製品開発・販路開拓をします。

従業員に対する責任
私たちは従業員一人一人の人権を尊重し、物心両面の幸福を追求します。
人材育成については内外の社員研修の機会をつくります。個別対応の場で密接にコミュニケーションをとり、 従業員一人一人の 能力を十分に引き出します。

私たちは役割分担を明確にしてその職務に当たります。

私たちは原価意識を強く持ち、生産性を向上させ、又良質の食材を提供して顧客満足度を向上させます。

私たちは従業員の所得の向上と福利厚生の充実を図ります。

地域に対する責任
私たちは善良な市民として、有益な社会事業および福祉に貢献します。私たちは社会の発展、健康の増進、教育の改善に寄与する活動に参画します。

 

社名	有限会社観音池ポーク
所在地	〒885-1205　宮崎県都城市高城町石山147-1
代表者	代表取締役　馬場　通
設立	2001年４月
事業内容	食肉の販売、加工食品の製造販売、他
電話番号	0986-58-5499
ファックス	0986-51-7655
ホームページ	http://www.kannonike-pork.jp

1988	昭和63年	高城町単独事業として大ヨークシャー種（雌）導入
1990	平成２年	「観音池ポーク研究会」設立
1991	平成３年	木酢酸試験給与開始 大阪のスーパーへ初出荷
1992	平成４年	大阪のスーパー、卸問屋と意見交換会
1993	平成５年	大阪・兵庫のスーパー店頭にてＰＲ販売
1994	平成６年	地元精肉店にて「観音池ポーク」販売開始
1995	平成７年	農林省「消費者の部屋」展示・ＰＲ
1996	平成８年	観音池ポーク加工品試作（ハム・ソーセージ） 宅配便による全国販売開始
1997	平成９年	第39回宮崎日日新聞・農業技術賞受賞
1998	平成10年	「観音池ポーク研究会」より「観音池ポーク出荷組合」へ組織変更
2001	平成13年	販売部門として「有限会社とんとん百姓村」設立、直売店開設
2002	平成14年	町内学校給食へ納入開始
2003	平成15年	ジャスコ都城店へ納入開始
2004	平成16年	地元学校への出前講座「とんとん教室」開催
2005	平成17年	エコフィード（リサイクル飼料）の給与試験開始
2006	平成18年	エコフィード給与豚の試食アンケート実施
2007	平成19年	毎日新聞主催「全国農業コンクール」にて宮崎支局長賞を受賞
2008	平成20年	「地産地消優良活動表彰」にて九州農政局長賞を受賞 第１回宮崎県「食と農の絆づくりコンクール」にて最優秀賞を受賞
2012	平成24年	「(有)とんとん百姓村」より「(有)観音池ポーク」へ商号変更 六次産業化・地産地消法に基づく「総合化事業計画」認定
2013	平成25年	惣菜加工室の増設、機械類の導入
2014	平成26年	「観音池ポーク」の商標登録完了
2015	平成27年	介護食品（スマイルケア食）コンクールにて、「なめらかつるるんメンチカツ」が農林水産省食料産業局長受賞 平成27年度フードオープンラボ研修受講（27年6月～28年３月） 惣菜加工場改修整備
2016	平成28年	第二号店（三股店）開設 （農）萩原養豚生産組合の組織再編、豚舎の整備により出荷頭数の増大
2017	平成29年	第60回県畜産共進会肉豚枝肉の部にて、（農）萩原養豚生産組合がグランドチャンピオン受賞 第27回優良経営食料品小売店等表彰にて観音池ポークが「農林水産省食料産業局長賞」を受賞
2018	平成30年	笹サイレージを活用した新たなブランド肉づくり 「新たに進化した観音池ポーク発表会」実施
2019	令和元年	第48回日本農業賞・集団組織の部にて優秀賞受賞 第三号店（南横市店）開設
2020	令和２年	６次産業化エグゼクティブプランナーによる人材育成研修を開始

（左から）嶋田 祥吾　馬場 康輔　山元 久司　上村 雷己

 

本店スタッフ