液体急速冷凍機の導入について
2016.05.18
観音池ポークは今年度から液体急速冷凍機『リ・ジョイスフリーザー(RF-30)』を導入しています。
これまでの冷凍庫での凍結方法(緩慢冷凍)では、商品全体にまんべんなくエアーを当てる事ができず
凍結にムラができ時間がかかってしまう事から旨み成分(ドリップ)が流出。
見た目や食感、風味、歩留まりなどにおいても品質が低下。 解凍するとその旨み成分(ドリップ)が大量に出てしまっていました。
今回導入しました液体急速凍結機『リ・ジョイスフリーザー(RF-30)』は
―35度に冷却したアルコール液の中に商品を入れて凍結するというものです。
商品を完全密封の専用の袋に入れ、液体につけることでまんべんなく均等に冷凍をすることができ、
凍結するスピードが速い事で品質劣化を抑え、高品質を保持します。
その結果、解凍時には旨み成分(ドリップ)がほとんど出ず、見た目、食感、風味など解凍前と変わらない鮮度を復元できます。
※左が凍結状態のもの。 右が解凍したもの。
観音池ポークはお客様に美味しく新鮮な状態で商品をお届けする為に、
ギフト用のしゃぶしゃぶや焼肉といった冷凍商品にこの液体急速冷凍機を活用していきます。
※ただし密封できない商品は除きます